必死で何が悪い

確か、相手は女子大生だった。 いわゆるモテそうな格好の、大きな苦労を知らなそうな。 一方の私は、少し年上だったと思う。 留年しながら命からがら卒業して、社会人になって、心身ともに干からびて退職して。引きこもり同然になった私を見かね、友人がちょ…

街と猫

今住む街でとくに気に入ってたのは、小綺麗な野良猫が多いところ。 彼らの生活と自分の生活が時々噛み合う瞬間が、ささやかな楽しみだ。 最寄り駅から自宅までの道中、猫の集会に出くわす時がある。スラッとした脚を伸ばして、それぞれが毛繕いに励む様子は…

ドラマ『ウォーキングデッド』の弊害

世の中の人間は、ウォーキングデッドを見た人間と、見ていない人間の二種類に分けられる。 私は前者。 しかし、ウォーキングデッドというドラマとの距離感は、非常に難しい。 一度観始めると、立て続けに観たくなってしまうからだ。 翌日も朝から仕事に行く…

私とスピッツ草野マサムネ

以前、好きなライターさんによる、草野マサムネの記事を読んだ。 スピッツ草野マサムネに学ぶ、気になる女子の口説きかた - BASEMENT-TIMES 読んでいて、そうだそうだと共感する部分と、痒いところに手が届かないようなじれったさがあった。 そう、人は誰で…

そんな感じ

気がつけば、このブログもすっかり更新が滞る始末。 なぜこんなにも更新頻度が下がったのかと言うと、実は、結婚したからだ。おまけに、子供も2人ほど産んだ。なんと、それはそれは可愛い、男女の双子を! 彼らと健やかに暮らすために、郊外に真っ白な一軒家…

歳を取ると赤ちゃんに戻るというけれど

以前、おばあちゃんと雑談していた際に 「歳を取ると赤ちゃんに戻ると言うけど、あれは本当だね。最近はずっと寝ている」と言っていた。 横になり、日がな一日ウトウトと過ごすおばあちゃんの姿を想像すると私は和んだが、本人はふがいない気持ちなのだろう…

他人の生活を覗きたい願望の強い私がグッと来ているタバコ屋

ついつい店内を覗いてしまうタバコ屋がある。会社の帰り道にあるその店は、出来て1年も立たない、一軒家をリノベーションして作られたタバコ屋だ。 タバコへの当たりが厳しいこのご時世に、よくも新規オープンしたものだ。 外壁に塗られた深緑のペンキとカタ…

恩返し強迫性・薄情恐怖症

薄情者と思われるのが嫌いだ。 薄情者と思われることを異常に恐れている。 恩知らずや恩を仇で返すといった言葉が恐い。人として最もやってはいけない行為と思う。 もらった恩を返さないなら、そのまま存在してはいけないと思う。もらったら、とにかく返さな…

人間みんな芸能人

今の私なら、そう口走った彼の気持ちが少しわかる。 私はその彼とは会ったこともない。友人に又聞きした話で、聞いたのももう10年以上前だ。 私の友人は、高校時代の一瞬の同級生で、クラスの人間とウマが合わないと入学して数ヶ月で中退し、19歳という若さ…

違うのかもしれないけど、わかる気がしている感覚

赤ちゃんは、眠っていたかと思うと、急に泣き出すことがある。 その中でも、とくに「赤ちゃんが眠りに落ちる瞬間に泣き出す現象」と、 「痴呆症の人が、自宅にいるにも関わらず『家に帰りたい』と口にする現象」。 両者のこの現象に、私は共感する。 両者と…

意識が高くない独身アラサーの夢が百貫デブになった件

たくさん食べなければ、痩せてしまう 私にも、そんなすさまじい新陳代謝を誇った青春時代があった。 それが今はどうか?食べたら食べた分だけ、太る一方だ。 特に、太ももの裏からお尻、腰周りは、食べた分だけ厚くなる。 スタイルだけが売りだった女として…

近所の串揚げ屋の話

10月中旬のとある金曜日、住宅地に混じってポツポツと赤提灯が灯る寂れた商店街を帰っていると、串揚げ屋ができていた。 怪しい建物の2階にあるらしい、「なかよし食堂」といった類の不穏な店名。 原稿作成ソフト・一太郎を使ったかのように手作り感溢れるチ…

収納問題も即解決!同棲する彼氏に家具を買わせたい人が送るべきリリック

彼氏との同棲が決まって、ワクワク☆ドキドキ~!だけど、そんなハッピーな気持ちをブルーにさせるのが収納問題・・・。女の子がどれくらい収納問題に頭を悩ませるか、男の人にはなかなか伝わらないものですよね。 そんな人は、彼氏にこのリリックを送ってみ…

強い人間になる方法

この夏、強い人間に生まれ変わる方法を発見しました。それは、野生のウミガメと一緒に泳ぐこと。 実は、今年の夏期休暇にバカンスで行った、日本のある島のビーチでシュノーケリングをしていたところ、野生のウミガメに遭遇しました。しかも、4匹。 いずれも…

父について

先日、父の命日だった。今年で7年になる。 日本の南端にある小さな島の小さな村で産声をあげた父は、聞いた話によれば、かなり活動家だったらしい。 婿養子を貰うほど男の少ない家系の初産かつ長男ということで、親戚一同に大層喜ばれたそうだ。周囲の溺愛を…

崩れるとき

人が崩れる時は、他人にとっては一瞬だ。 一緒に飲んでいたはずなのに、酔いでタガが外れて突然人格が変わってしまったかのように。 今年で88歳になる祖母の親友が他界した。祖母とその親友は80年来の付き合いで、私も小さい頃から自分の祖母のように付き合…

就活生必見!マジで実践されたヤバい就職活動トップ3

新社会人が希望と不安を胸に過ごす新年度が始まって1週間以上が過ぎましたね。社会にはやはり想像以上の絶望や希望が転がっているものです。酸いも甘いも無理やり押し込んでくるのが社会ですが、入社という切符を掴まない限りはその味も味わえません。 今回…

上司の天然がひどい

年末に異動してきた、新しい上司がなかなかやばい。左隣のデスクである。向こうから話しかけきたので返事をすると、パソコンを見ながら無視されたりする。 は?と思いながらこちらもスルーを決行すると5秒後に返事があったりするので、今度は完全に無視する…

観光外国人に話しかける癖

観光外国人に話しかけてしまう癖がある。道に迷っていそうな人、限定であるが。 決まって英語で話しかけるものの、大して話せる訳でもない。「あなたのことを助けましょうか?」などと意気揚々と話しかけてきた日本人女のたどたどしい説明を聞かされる、とい…

ご報告

これこそ世にも恐ろしい、30歳まであと2日を切った女が酔いと睡魔の渦中で残したメモでございます。

動物園の猿山を見て感じたこと

先月末、お墓参りのために家族で集まり、その足で動物園に行った。 動物園をぐるりと見て回った後、閉館までさほど時間がないというところで、甥っ子のたっての希望により、最後は昆虫鑑賞となった。しかし、着いた頃にちょうど閉館。動物園が閉館する30分前…

近所の汁無し

ランチタイムを外して、会社から徒歩2分のラーメン屋に入る。客と店員が同じ人数である。メニューに一通り目を通し、やはり汁無し担々麺を注文した。汁無し1つ、という店員の声が響く。 間も無く、店員が目の前に皿を置いた。無心で混ぜるとパクチーや山椒、…

地獄の乙女 〜女子中学生編〜

かれこれ1週間ほど、坂口健太郎のあの恐ろしくモテそうな様子について考えている。彼のストーカーになりたくなるほど恋心をこじらせてしまった女子がこの世界にいるんじゃないか?と。しかしそれは、まさに学生時代の自分だった。当時のことを文字にしてみる…

スポットライトを浴びるべき人間

バラエティ番組に出演する坂口健太郎を見ていたら、「なるほど、これはストーカーされる側の人材だ」と思った。今日の昼間、坂口健太郎のモテエピソードとやらをネットニュースで目にしたばかりだった。高校の卒業式の際には、ファンらによって身ぐるみをは…

完璧を求めすぎる人間が陥りがちな5つの願望

どんな人間も、多かれ少なかれ“理想の自分”をイメージしているもの。あんな自分や、こんな自分。理想とする自分になれたら、どれほど素敵でしょう!?しかし、中には理想の自分を追い求めて完璧を目指すあまり、本来の自分を見失ってしまう人も。そこで今回…

時々思い出す、学生時代の先輩

差し迫って連絡を取る気もないけれど、数年に1度思い出してはあたたかな気持ちにさせてくれる先輩がいる。大学時代に所属したフットサル部の、3学年上の先輩である。 彼は国内外問わずさまざまな土地を放浪した結果、もう一度大学生をしていた。当時4年生の…

高校時代のある先生について

個性的な先生というのは当時にしても印象が強く、卒業後も記憶に残る。自分の年齢が先生の当時の年齢に近づくにつれて、納得できたり理解できたりすることがある。いつまでもその真意にたどり着けないこともある。 消化されずに心のどこかに留まった先生らの…

今日のわたしが最高だった5つの理由

1.髪の毛が良い感じになった いつも行ってる美容室でカット。メニューは基本的に美容師さんにおまかせ。プロにまかせるその勇気、まじナイス! 2.「この音楽イケてる」って思った 美容室帰りにタワレコに寄り道。気になっていたバンドの音源を聴く。良いもの…

年末年始につかみかかるの巻

年末頃から年始にかけてひどく体調が落ち込んだ。その間、大ヒット中の某アニメ映画に怒り心頭したり、ネットショッピングで詐欺にあったりした。 2016年は財布を2回落としたり(2回とも奇跡的に無傷で拾得された)、職場で心配されるほど体調不良が頻出したり…

とっても、おばあちゃん。

おばあちゃんとの月一定例会として、「健康ランドで入浴し、併設の回転寿し屋で寿司と生ビールをくらう」という活動を始めて今年で2年目になる。 クリスマスイブでもあった本日が2016年の最後の定例会だった。なぜか嫌な予感がしていたのだが、案の定おばあ…