そんなこと言われたら悲しすぎてキレる

今日、発注先の品質管理者に、納品物の不足を訴えた。

 

「私が発注した内容の納品物になっていないですよね…?」

 

意思疎通をとりたく、まずお互いの認識確認をしたかった。

 

お客さんが欲しいものを整理し、企画に落とし込んで制作会社に発注。制作会社からの納品物をお客さんの仕様に合わせて最終調整し、お客さんへ納品することが私の仕事。

初めからお客さんにとって完璧な物が作られるなら私の仕事はいらないが、そうでないことが多い。私は、誰かと誰かの隙間に生じた軋轢の調整をお金に変えてご飯を食べている。

 

お客さんの仕様になっていない物をお客さんに納品することは、仕事として成立していない、無価値の行為だ。

もし、お客さんがすぐにそれが無価値であることに気づかないとして、それを良いことに無価値な行為を繰り返してしまったら、結果として自分の首にかかった紐に自ら進んで体重を預けることになる。つまり、いつか死ぬ。自分だけでなく、お客さんや自分のいる組織も傷つける。

 

私はゆるやかに自分が死んでいく仕事をしないようにしなければいけないし、周りの人にもゆるやかに死んでいくような仕事をしてほしくない。

 

発注先の品質管理者に問う。

 

「私が発注した内容になっていないですよね…?

お客さんが求めているレベルとあまりにもかけ離れています。」

 

 

「失礼ですが、あなたのお客さんは本当にそれを要求するレベルに達していますか?私はそうは思いません。」

 

 

 

 

お前がゆるやかに死ぬ前に、私が決し去ってやりたい