一緒だったやつ

目覚めてから、通勤途中、仕事の合間、SNSの広告、帰り道、寝る前。

 

暇さえあれば、動物の写真や動画を見ている。それも、猫ばかり。ツイッター、インスタグラム、YouTubeから2ちゃんねると、収集方法に困ることはない。

 

とくに、素人が撮った猫動画が好きだ。飼い猫への愛が溢れた、猫の個性が切り取られたような動画は尊い

 

一方、字幕が入ったような動画はあざとくて、見ていられない。

猫は、人間がセリフの字幕を付けるまでもなく、それぞれがユニークな物語を生きている。

 

そもそも面白い生物に、テロップをわざわざ付けるという行為が、ナンセンス。そんなしょうもないことをする人間にセンスがあるはずもなく、テロップ入りの猫動画は大抵すべっていて、猫の面白さを殺す。

残念としか言いようがないが、そんなしょうもない人間とも同居を続ける猫は懐が深い。

 

時々、「猫の動画などずっと見て何が得られるのか」という心無い質問を受けるが、それは思い違いだ。

猫と関わることで、さまざまな発見がある。

 

私は元々、“顎ヒゲともみあげが繋がった男が好き”という趣味があった。そのようなヒゲの生え方は日本人には珍しいので、必然的に外国人に萌えていた。

 

先日、スキンヘッドにヒゲモジャの北欧系の男性が私の少し前を歩いていて、方向が一緒だったのでしばらく後をつけた。

 

頭はツルツルなのに、ヒゲがモジャモジャで、マジかわい〜!!

 

かなりキュンときていた。

そして、その感覚が猫動画を見ているときと同じだったことに気付く。猫も犬も男性も、顔まわりがモジャモジャした生物は可愛い。みんな違って、みんな良い。