苦しみ日記

産前、産後のホワホワとした幸せ気分の時間から、仕事をはじめ、社会との接点を持てたやりがいや喜びの期間を経て、今は急激な不安感や焦燥感、不甲斐なさに囚われるようになった。

何も成長していないように感じる自分へのひどい自己嫌悪で、用心深くセルフケアに努めないと「自分はなんて無価値なのか」とふと流涕しそうになる。

 

調子がよいときは「自分には価値がある」と感じられたり「価値があろうがなかろうが自分が存在して良いことに関係ない」と感じられるのだが…

気をつけないと、体調の変化によっていつの間にか自分がまるで無価値、それどころか害悪かのように感じ取れてしまう。

非常に幸運なことに、仕事の関係で一般的な人よりは買い物のタイミングや仕方に知見があり、自分の悩みを少しでも解決しそうなツールを取り入れようというハードルがかなり低いのはよかった。

ということで、楽天スーパーセールかAmazonの新生活セールを活用して命の母ホワイトを飲んでみる。

かなり効く、と思い込みたっぷりで続けてみたい。

夜の音

無音で過ごすと気分がどこまでも落ちていくので耐えきれずずっとお笑いのラジオを耳にしてメンタルを保っている。

イヤホンを外すと誰かがペチャクチャと小さく話している声が聴こえる気がしてもう片方のイヤホンが鳴っていないか、小さく開いた窓から近所の誰かの声か。はたまた、いよいよ頭がおかしくなったか幻聴かなどと自分の頭のほうを疑ったりもした。

真偽がわからないが、もうその話し声は止まっている。

 

従姉とルームシェアしていた約10年前。アルコール依存症の治療を受けたほうがよい段階にいた従姉が、夜に私の部屋にきて、もう夜中なんだからラジオを聴くのはやめてくれと言った。

私は部屋で無音で過ごしていたので戸惑い、事実を述べた。その返答に目を見開き、自身の幻聴を自覚した瞬間の従姉の表情をふと思い出した。

 

当時の季節が今と似ていたから思い出したのかもしれない。従姉はとても美しい人で、壊れる前も、壊れ始めてもずっと美しいままだった。今も美しいが、歪にはなった。人は一度徹底的に壊れたら何かを大きく失うのだと思う。

 

私も何かを失いかけている前触れなのではないかとすら思う。心に巣食う大きな空洞を覗く気力もでない。ふとした隙に、亡き祖母が恋しくなる。人が弱るというのはこういうことかと思う。幸せが側にあるのに、不幸にも目がくらむ。

ことばにできない

何でかなあ

何でだっけ

言葉にして表現しようにも、自分の感じている感情の濃度のほうがどうしても濃くて、その差分だけ感情が薄まっていく。

自分の表現力が敗北している。

そしてあぶれた感情は掌からサラサラ落ちて消えていく

つまり、言葉と仲良くなくなっちゃったんだね

若い頃や若くない今の自分へ

酒を飲まないと人と楽しく話せないことが長らくコンプレックスだった気がするけど最近はもはや酒飲んでも楽しく話せないし楽しく話せない自分でもまあよいという価値観を地でいく人間になりたい

かつては人に話をするのにオチがない話をすることに罪悪感を持っていてでもある日ある女性と何気なく話していたらいちいちオチなんかいらなくない?と言われてそんなもんなのかと衝撃を受けた

今ならわかる、オチとか気にしないで伸び伸び話して生きるのがよいよ

母と子

子どもを産む前と後では自分が大きく変わった感覚がある。

 

かつての自分が大切にしたり、やたらと気に病んでいたことに共感できなくなった。なぜあんなに自分以外の人間について興味や遠慮など、さまざまなエネルギーを割いていたのだろう。

 

今は自分たち家族、親族、ごくわずかな友人に関わること以外にエネルギーを割く意欲が湧かなくなってしまった。

そもそも昔はエネルギーを方々に使い果たしてメンタルを病んでいたほどなので、今は健康的で最高の仕上がりといえる。

 

しかし先日、意外なことがあった。

 

バスの待ち時間におばあさんに話しかけられた。私はおばあちゃん子だったので、亡き祖母を思い出して、当然ながら優しく接した。

 

バスに乗り込み、別れる時には2週間後に近所の喫茶店でお茶をする約束までした。

そして実際に会い、一時間半ほど話をしてみると、とても怪しい人物であることがわかった。

どう考えても宗教勧誘の入り口、最初のステップとしての会話が多かった。

私はとあるカルト宗教の教義について知見があったので、その不審なババアの発言にも違和感を持つことが多かった。

 

昔なら誠実な対応を考えてしまい、やりとりを続けてしまったかもしれないが、子を持つ母としての強さを身につけた私は即ブロックした。

 

亡き祖母はよくバス移動をしていて、見知らぬ人に気さくに話しかけていたのだった。

 

あの無礼で恥知らずなババアはどうでもよいとして、私の大切な祖母は、あの愛しいあたたかな祖母はもうこの世界にいないのだと再認識する時はいつも悲しい。

 

予防接種 vol.6

予防接種を受けた際の子の様子メモ


・飲み薬を飲ませるお医者さんを真顔で終始ガン見。全部飲み切る
・お医者さんから「目力強すぎ(原文まま)」と言われる
・両手両足に一本ずつ、合計4本の注射を打たれて怒り泣く
・可愛い看護師さんが来たら泣き止み、笑顔に☺️

寝返り eps.5

昨日、子がはじめて寝返りをした。

月齢に対して若干早い成長である。

本人は新しい景色が見られるのでうつ伏せ遊びが楽しいようだが、お腹が圧迫されるためにミルクを吐きがちになるのが母としては心配。

ネットで調べたところ乳児の胃の発達・形状の都合で、うつ伏せで吐きがちなのは仕方がないことらしい。

本人は吐くことなど気にならず一生懸命おもちゃを追っている。

子ができることが増えるたびに、嬉しい気持ちと同じくらい寂しい気持ちになる。いつまでも赤ちゃんではいてくれないという当然の事実が悲しくて。