人生初!荒吐ロックフェス2016に参加してきました。
初日は終始、山から吹き降りる冷たい雨風に晒され、遭難という感覚が頭をもたげることも少なくありませんでしたが、2日目はすっかり晴れて過ごしやすく、終わり良ければすべて良し。
音楽を楽しむだけだったつもりが、生きて帰るという目標も持たずせずにはいられなかった一泊二日のキャンプでした。
楽しいことがしたい、見たい。娯楽の少ない地方で、2時間近く自転車をこいでLIVEハウス通いをした高校生の頃の貴重な思いを、自分の中に再発見できました。
物理的に不可能なため、どうしても見たいバンドでも、いずれかのLIVEを諦めなければいけないことも少なくなかったですが、吟味してLIVEを観ることで喜びが増すとは新鮮な発見です。
苦労して鑑賞する、吟味して鑑賞するということは音楽フェスの魅力の1つのようです。
大自然の中でのLIVEもビールも心身に沁み渡りますが、失ったり諦めたりすることも楽しい時間への重要なスパイス。
大切な化粧ポーチがキャンプ場で無くなってしまったことも、きっと今回の旅行が素敵な思い出になるための必然だったんだと思います。