うんち eps.3

子どもはうんち、おしっこ、おなら、ちんちんなどをおもしろがって言葉に発するイメージがあったが、実際に子育てがはじまってから納得した。彼らの生活の大半の時間を占めていた、身近で日常のことだからだ。

うんち、おしっこは親が子に聞かせた単語のトップ3に間違いなくランクインしているだろう。

 

アプリによれば新生児の頃は一日13回ほど、乳児の今は一日8回ほどおむつ交換をしている。

一日4回もうんちが出る日があり、笑える。

 

ドラマなどで、反抗的な態度の子どもに対して親が「誰がおしめを替えたと思ってるんだ‼︎(一人で育ったかのような思い上がりをするな)」と激昂するシーンは定番だが、実感として理解できるようになった。

 

とくに新生児はよく泣くし、産後の体が泣けるほど痛い中で十分な睡眠は取れず、おむつをひたすら替え続ける日々は辛い修行を強いられている気分だった。

 

ちなみに我が子はよくおならをする。赤ちゃんはおなら=うんちのサインが一般的なようだが、我が子は単独のおならをよくしている。

 

子に童謡を歌っている時、合いの手のようにおならが聴こえたこともあった気がする(産後はとにかく意識や記憶が朦朧としているので曖昧)。

 

夜中に暗い部屋の中で不機嫌に身をよじりながら、体から漏れ出るように二発放屁した時も笑えた。

 

夫がよく日常生活に溶け込むようなおならを放ってるので、子も父親に似たのだろう。

 

ちんちんの存在にはまだ気付いていないが、気付く日もそう遠くないと思われる。